2007年9月8日土曜日

2007.9.8 日本台湾語推進協会設立宣言

日本台湾語推進協会設立宣言

  台湾人とは、ホーロー語(いわゆる「台湾語」)、ハック語(いわゆる
「客家(ハッカ)語」)、台湾原住民諸語を話す各エスニック・グループが台湾に住み、日本統治、および中国を追放されて台湾に寄生した中国人との衝突という共通の歴史を経験して成立した民族である。

  台湾は、これまで「中華民国」に合法的に編入されたことがない。にもかかわらず、中国を追放されて台湾に来てもなお「中華民国」を称する外来独裁政府によって、半世紀にわたり軍事独裁体制が敷かれ、違法に支配された。

  支配者であった中国人たちは、独裁権力および台湾人から奪った資源の分配を通じて、台湾人の言語、すなわち台湾語の口頭および書面での使用を禁止し、台湾語を貶めた。同時に中国語使用を強制した。これは台湾文化および台湾人の精神を破壊し、台湾人を永遠に中国人の言いなりになる奴隷にしようとしたのである。

  台湾の民主化が進んだ今、台湾精神の回復なくしては、国家の正常化もありえない。

  ところが、中国人による洗脳により、特定の世代の台湾人には、中国語のほうが高尚であるという誤ったイメージや、ホーロー語に対する根拠のない反感を抱いているケースが少なくない。

  そこで我々は、団結して次の原則にもとづいた行動を求めるものである。


  一、台湾人との交流のためには、率先して台湾語を学び、話す。中国語
    の介入に対して警戒心を持つ。

  一、台湾の各エスニック・グループが互いの言語を尊重し、学びあえる
    よう励まし、自らも複数の台湾語を学ぶよう努める。

  一、台湾の指導者はもとより、すべての台湾人が台湾語で話すこと、ま
    た、奴隷の象徴である中国語に断乎抵抗を貫くことを粘り強く求め
    る。


平成19年9月8日

日本台湾語推進協会


解説:

 8日、台湾語の重要性を認識している約30名の日本人および台湾人が「日本台湾語推進協会」を設立し、日本語と台湾語が併記された設立宣言を発表した。事務局は台湾語研究者である多田恵氏<jtch.psc@gmail.com >。

 同会では、設立宣言を見て賛同できる人は事務局宛に氏名・国籍(たとえば、日本人か台湾人かという自己認識)・居住国を知らせてほしい、と会員を募集している。


『台湾の声』編集部http://www.emaga.com/info/3407.html

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2007.9.8. メールマガジン『台湾の声』に「【設立宣言】日本台湾語推進協会」として掲載された。